朝は、まずコンパスウォークの車両がご利用者皆様をご自宅まで迎えに行き、当院までご案内いたします。到着したら看護師が、お一人おひとりの体調を確認し皆で準備運動。その後、各利用者様のスケジュールに合わせて、リハビリ・整体・お風呂をご案内していきます。

理学療法士・柔道整復師等の有資格のスタッフによる、個別の徒手的なリハビリや、さまざまな運動器具を使ったパワーリハビリを、利用者様に合わせたメニューで行っていきます。

来所された利用者様について、理学療法士･柔道整復師の有資格スタッフが持つ知識をもとに、利用者様のその日のスケジュールに合わせて、リハビリ・運動・整体と入浴に分かれて行っていきます。

リハビリの内容は"個別リハビリ支援""機能回復を図るマシーンを使ったリハビリ""平行棒を使った歩行"など多種に渡ります。

午前中のセッションが終了したら、最後に利用者の皆様で整理体操を行い昼食になります。整理体操の際には、利用者様皆様の様子に問題ないかなど看護師･理学療法士の目でチェックしていきます。

またコンパスウォークでは、身体づくりの基本は「食事」からと考えます。

栄養バランスの取れた食事を、品数多く飽きることがないように心がけてます。利用者様のお一人おひとりに合わせて、刻み・とろみ食も対応致しています。この時間は皆様の食事サポートを行っていただきます。

午後1時からは、再びリハビリ・自主トレを再開します。

その後、午後2時からは個別の入浴です。入浴を待っている利用者様については主にご自分のペースでムリをせずに自主トレを行ったりして過ごして頂きます。もちろん自主トレといっても理学療法士などの専門スタッフがサポートしてきます。

午後3時からは、利用者様の癒しのひと時「おやつ」の時間です。和菓子・洋菓子、飲み物も珈琲・緑茶・紅茶・ココアなど好みも踏まえて準備しています。

午後3時30分から午後4時30分までは、レクレーションの時間です。身体だけでなく頭も使って、さまざまなレクレーションを行います。

皆様をご自宅までしっかりお送りして、利用者の皆様の一日は終了となります。

でも皆様の送迎が終わったからといって、コンパスウォークのスタッフの仕事がすぐに終わる訳ではありません。感染症予防のために、院内備品の清掃や消毒を行い、その後はコンパスウォークが特に重要視しているスタッフ揃っての「終礼」を行います。

その日、利用者様について気付いた「良い点・ちょっと気掛かりな点」などの情報を、看護師・介護職・理学療法士・柔道整復師と役割に関係なくすべてのスタッフ同士が共有することで、翌日以降の利用者がコンパスウォークでより過ごしやすくなるように、また自分自身のお力で「歩く」ことがしっかりとできられるように、スタッフの意識を統一するのも大切な仕事の一つです。